レールモントフ『帆』

徹子の部屋 50年目深掘りSP
突然鮮明に耳に入ってきたのがこちら。

当時のゲストは何と!
ミハイル・ゴルバチョフさん!
そして詩の朗読を

『覚えてらっしゃる詩を
披露してくださいません?』

と真っ直ぐ伝える徹子さん。
瞬時に応えるゴルバチョフさん。

……

海の青い霧の中に
白帆が一つ光っている
遠い異国で何を探して
故郷に何を捨ててきたのか

波は逆巻き 風は吹き荒れ
マストは撓み 軋む
ああ 帆は幸福を探すわけでも
これから逃げるわけでもない

下には瑠璃よりも明るい流れ
上には金色に輝く日の光
しかし帆は逆らって嵐を頼む
その中にこそ安寧があるように

レールモントフ『帆』 試訳

….

葉祥明さんの絵が大好きな私は
瞬時にそんな風景が浮かんだりもしました。